外貨建mmfの構造
名古屋地区ではTホームと組み、プレハブ工法のノウハウを取り入れた店舗建設を進めている。
この結果、27日かかっていた建設日数が2日に短縮されたほか、建設コストも約4割も抑えられるようになった。
店舗建設時の資材設備でも工夫がなされている。
工場から現地までの簡易包装による積載率の改善や共同配送に乗り出している。
鉄骨やパネルはこれまで発泡スチロールや緩衝紙やシートなどの包装材を1店舗あたり約6180立法メートル使用していたが、緩衝紙とシートに簡素化して約115立方メートルまで、83%も削減した。
共同配送前は304台ものトラックが入れ代わり立ち代わり現場に横付けされていた。
それがボード(天井)、タイル(床)、照明などの内装材は一度、Sの内装材配送センターに持ち込んで混載することで、2台のトラックのみが建設現場に向かうようになった。
電子レンジ、ゴンドラ、おでんの什器もそれぞれバラバラに8台のトラックで運ばれていた。
これらを設備什器配送センターで集約し、トラックに混載し共同配送するとわずか一台のトラックで済むようになった。
一方、店舗のメンテナンス作業では中堅ゼネコンの前田建設工業と提携し、01年から全店舗を対象に店舗の外装や設備についての保守点検を始めた。
建物の外観や給排水設備などの建物関連は年3回、空調機や電子レンジ、電気を使用する陳列ケースなどの設備機器は年4回、点検・診断を行うことにした。
全国の「S」ではなんらかの小規模工事が年間1万5千件以上もあるという。
前田建設の巡回員がカルテのような点検報告書を作成して加盟店主に説明する。
軽微な補修なら巡回員がその場で行うこともある。
巡回員は「S」の1万店を超える店舗のイメージ維持や、設備の不具合による思わぬ事故やトラブルを未然に防ぐ役割を担っている。
「S」に入って天井を見ると、蛍光灯が出入り口と並行するように取り付けられている。
90年代前半までの標準的な「S」(バックヤードも含んで152平方メートル)では、512本の照明灯が店内を照らしていた。
床から1メートルの高さのところで900ルクスの明るさを確保していた。
競合店舗よりも2百ルクス近く明るいという。
ところが、徐々に店舗面積が大きくなり、最近の標準型(同199.8平方メートル)では04年時点で814本の蛍光灯が必要になってきた。
なぜ出入り口と蛍光灯が並行になっているのか。
その理由は、外から「S」を見ると蛍光灯の本数がたくさん見えることで天井が明るく感じられ、入りやすい雰囲気を作るためだった。
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